車のエンジンオイルは、潤滑油でありながらエンジンの冷却機能までをこなしているオールマイティな消耗品です。
日本車のオイル交換の目安は大体5000km又は6カ月と言われています。どんなに乗らなくても6カ月での交換は必須な状態です。オイルは酸化しますから、そうなるとオイルの性能を発揮できなくなる可能性が高くなります。
日本車では5000km又は6カ月ですが、ベンツのオイル交換はどのくらいで行った方が良いのでしょうか?後半で詳しくご紹介します。
ベンツのオイル交換時期の目安は?
ベンツと聞いたら皆さんは高級車のイメージをお持ちだと思います。日本で販売されている物は確かに高級車ばかりですからね。でもドイツではベンツは「総合自動車メーカー」という扱いになっています。商用車・トラック~普通車~高級車までラインナップされているのです。
日本に輸出されているベンツは高級車になりますが、外車ですからエンジンオイルの交換や消耗品の交換はディーラー任せにしている方も多いでしょう。
ベンツのオイル交換時期については、ベンツのHPを見るとかなり高級なエンジンオイルが載っています。かなりのハイスペックな印象を持ちますが、中身はモービルオイルと言う噂もちらほらと・・・
ベンツのHPによれば、オイル交換の時期は走行距離で10000km~15000km、メンテナンスインジケーターなる物が付属していてお知らせしてくれるようですが、それでも1年間はランプが点灯しないようです。それだけオイルが上質なのか?エンジン強度が凄いのか?と思ってしまうくらいです。
ディーラーがそう言っているのなら大丈夫とお思いの方も多いでしょうが、どんなエンジンでも基本は変わりません。壊れても屁でもないと言う方はディーラー指示で良いですが、壊したくないと言う方は、日本車同様の交換時期がベストではないでしょうか。
オートバックスでも交換できるの?
カー用品店最大手のオートバックスならベンツのエンジンオイルも交換できるのか?ベンツに乗っているくらいですから、そんな庶民の味方のオートバックスにわざわざ来なくてもと思っちゃうのが貧乏性の悪い癖です。
基本的にはオートバックスでもエンジンオイルの交換は可能です。但し、ベンツのエンジンには、オイルゲージが装着していないタイプも存在している様です。日常点検ができないのはもちろんのこと、オイル交換時のオイルの量がわからないです。
このオイルゲージが無いタイプの場合、オートバックスでは断るケースもあるようです。なぜならオイルの量がわからないので入れられないのと同時にトラブル回避の為でもあります。
ベンツのオーナーさんは、オートバックスでオイルゲージが無いことを初めて知る事が無いように、月1程度はボンネットを開けて見てもいいと思いますよ。
オートバックスでエンジンオイル交換
オートバックスでエンジンオイルを交換するならこちら
ディーラーとどっちがお得?
オイルゲージが付いていない車両ならば、高くてもディーラーでのオイル交換になります。
ベンツ推奨のエンジンオイルは5w-40のエンジンオイルになっています。若干固めのエンジンオイルを使用していると言う事になります。ノーマルオイルとプレミアムオイルにわかれており、詳細は不明ですが、ノーマルオイルは部分合成油でプレミアムオイルは化学合成油ではないでしょうか。
ベンツのエンジンオイルの量は多くの車両で8Lとなっています。ベンツの推奨オイルを入れると価格は約32000円くらいになると思います。それに対してオートバックスで同タイプのエンジンオイルを交換した場合は約15000円です。ディーラーの方が倍以上の価格設定になっているという事になります。
口コミなどを見る限りは、オートバックで交換しても問題は全くないようです。そうなるとコスパ的にお得なのはオートバックスになります。
自分もオートバックスでオイル交換していますが、ベンツがオイルピットに入っているのは見かけた事はあまりありません。見栄もあるのでしょうけどね~。