毎年10月を過ぎた頃からスタッドレスタイヤのテレビCMが流れ出します。日本のタイヤメーカーはこぞってCMを流し出すのですが、やはり性能を重視しているスタッドレスタイヤだけにコストはかなり高めの設定になっています。
オートバックスのノーストレックタイヤとは?
オートバックがタイヤメーカーと共同してスタッドレスタイヤを製造販売しています。オートバックスがタイヤメーカーに依頼して製造してもらっているのですが、どのタイヤメーカーと提携しているのかは不明です。ただ一言で言えば、全く問題の無いスタッドレスタイヤと言って良いでしょう。
テレビCMをしている国内メーカーのフラッグシップ的なスタッドレスタイヤと比較してしまった場合は、かなり性能的には見劣りしてしまいますが、オートバックスのノーストレックタイヤ自体は、国内メーカーの標準的なスタッドレスタイヤと全く違っていまません。
「North Trek N3i」の特徴やメリットは?
North Trek N3iは4つのコンセプトから成り立っています。
1、アジャストコンパウンド
柔らかめのコンパウンドを使用することで、細かな路面の凹凸に合わせてタイヤの表面が変形することで氷上でのブレーキ性能の向上やスタッドレスタイヤ特有のふらつきを押えるタイヤ剛性を確立しています。
2、高い氷上ブレーキ性能の向上
前タイプからの操縦の安定性を向上させながら氷上のブレーキ性能の維持が図られています。
3、操縦安定性とウェット性能の向上
アジャストコンパウンドを採用したことで、操縦性能が飛躍的にUPに加えて溝パターンやサイプの形状などを変更する事でウェットな路面のでの走行をUPしています。
4、高い基本性能
タイヤの溝パターンやブロック部のサイプをカミナリのようにすることで、止まる等の氷上性能がUPしています。
メリットと言うとなると、国産メーカーのスタッドレスタイヤの性能とそん色ない、雪道での走りになります。
ノーストレックタイヤの評判はどう?
オートバックスのオリジナルブランドの、ノーストレックタイヤの評判はと言うと「賛否両論」と言った所です。
ブリジストンを最高峰と考えるならば、性能に大きな差があると言う評判なのですが、正直ブレーキ性能については、ブレーキの踏み方次第でも大きな差がでてしまうので、止まる性能については、高性能スタッドレスタイヤとノーストレックでは、体感できるほどの差は生じないと思います。
ブレーキ性能を体感できるくらいならかなりタイヤの劣化があるか、ブレーキの踏み方が違うかと言う事になります。評判は個人意見と言う事もあるので、自分が選択したのが間違っていると指摘された場合でも話半分と言ったところを考えておきましょう。
オートバックスのスタッドレスタイヤに関してはこちら
ノーストレックの価格について
国内の大手タイヤメーカーのスタッドレスタイヤのコスパは1本当たり平均で15000円~となりますので、他のメーカーだと1台あたり最低でも60000円のコストがかかってしまいます。これでも安全を買うと言う観点から言えば安いのかもしれません。
オートバックスのノーストレックでは、確かに国産大手のタイヤメーカーのフラッグシップモデルのスタッドレスタイヤでは性能面では落ちますが、極端な性能差は体感できるものではありません。
そこを踏まえて考えた場合に、オートバックスのノーストレックのコストは1台当たり20000円~45000円で購入出来ます。安全性能では微小な差しかないのならばコスパに優れている方でも十分なのではないでしょうか。
気になる方は、最寄りのオートバックスに問い合わせてみてくださいね♪