車のウォーターポンプは、熱を持ったエンジンブロックや内部部品を冷やすための冷却水が循環するためのパーツです。
オーバーヒートを防ぐ役割もあります。
オートバックスで車のウォーターポンプ交換の費用・工賃について
本記事でわかること
- ウォーターポンプとは
- 故障・交換する際の注意点
- ウォーターポンプ交換工賃
- 他店の工賃
ウォーターポンプとは
車の走行中やカーエアコンを使うと、エンジン周辺がかなり高い熱を持ってしまいます。
この 熱を持ったエンジンを冷却するのが「冷却水」で、その冷却水をエンジン内部で循環させるパーツが「ウォーターポンプ」です。
ウォーターポンプは 常に冷却水の中で動いているので、錆びによる経年劣化があります。定期的に点検・交換を行いましょう。
故障する場合
ウォーターポンプが故障したら、インストルメントパネルにある水温計が「H」に近くなります。
また、ウォーターポンプから聞こえる「カラカラ…」「キュルキュル…」などの異音もとても分かりやすく、音で故障に気づく人も多いです。
ウォーターポンプから水漏れしている場合は、エンジンを冷やすための冷却水が減っているということです。ハッキリと水漏れの痕跡が残っていると車検に通らないこともあるので、ウォーターポンプを交換しましょう。
ウォーターポンプを交換する際の注意点
ウォーターポンプを交換するには、ラジエーターやタイミングベルトなどの部品を一度取り外して分解し、交換をしてから元通りに取り付けます。
そのため、車種によっては交換費用が高額になります。
また、ウォーターポンプとタイミングベルトは同時に交換することが推奨されているため、交換費用は高くなります。セット割引のキャンペーンを行っている店舗もあるので上手く利用してみてください。
ウォーターポンプ交換工賃
ウォーターポンプ交換の際のLLCについて
- ウォーターポンプ交換の際、LLC(冷却水)がまだ新しい場合にはそのまま戻すのも大丈夫です。
ウォーターポンプベアリング交換
ウォーターポンプベアリングを使うことで、耐熱性がアップし、冷却水の漏れも抑制します。
ベルトから強い力がかかっても軸が損傷しないので、ウォーターポンプを長く使えるようになります。
ウォーターポンプ持ち込み交換
オートバックスではウォーターポンプの取り扱いがないため、インターネット通販で購入したものを持ち込むことになります。
しかし、オートバックスに持ち込む場合は『新品の部品しか交換しない!』となっている店舗が多いので、フリマアプリで買った中古品やオークションの落札品は交換を断られる場合があります。
もし持ち込み可能だった場合、工賃は『2倍』かかることが多いです。前もって確認しておきましょう。
他店舗のウォーターポンプ交換費用
他の店舗でも車のウォーターポンプ交換をうけつけています。
ウォーターポンプ代+LLC代+作業工賃が総額になります
ジェームス
ジェームス ウォーターポンプ交換費用について
ディーラー
ディーラー(トヨタ・ホンダ・ダイハツなど) ウォーターポンプ交換費用について
コバック
コバック ウォーターポンプ交換費用について
まとめ
ウォーターポンプの交換目安は、約10万kmといわれています。
車検の対象にもなっているので 一緒に点検してもらうといいでしょう。
ウォーターポンプがうまく作動しないと オーバーヒートを引き起こし、エンジンだけでなく 他の部品にも大きな悪影響が出てしまいます。
日頃から耳や目で確認し、違和感があればすぐに点検・対処するようにしてください。