オイル交換の時期や頻度はどれくらい?
自動車のオイル交換の時期や頻度は乗っている方によって違っているのが現状では無いでしょうか?中には新車時から交換した事が無いなんて方もいるようです。
車のオイルは人に例えると血液見たいなものですから、きちんと定期的に交換することでエンジンの故障もすくなくなります。では、どのくらいでエンジンオイルの交換をした方がいいのでしょうか。
◆一般的に言われているオイル交換の時期や距離
★軽自動車
ターボ車 5000km又は6ヶ月
普通車 10000km又は6ヶ月
★普通自動車
ターボ車 5000km又は6ヶ月
ガソリン車 15000km又は1年
★ディーゼル車
5000km~10000km
どのタイプの車でも若干設定の距離が長いような気がします。
特に軽自動車の普通車と普通自動車のガソリン車では距離が長いので、長くても5000kmが目安にしておく方が良いでしょう
オイルを交換する目安について
使用する事でオイルは酸化して汚れていきます。日本の自動車メーカーは5000km又は6カ月での交換を推奨しています。使用状況や車のエンジンをいたわるのであれば、小まめに交感する事が望ましいです。
中には、「ほとんど車に乗らないのでオイル交換はしない。」「距離を乗らないので交換しない。」と言う方もいますが、化学合成油100%オイルでも酸化していく事には変わりがありません。まして安い鉱物油のオイルを使用している場合は酸化速度も速いので、乗らないだけでもオイルは劣化していきます。
車に乗る乗らないにしても最低6カ月に1度はオイル交換をしておきましょう。
交換時期を早めた方がいい場合とは?
オイル交換は遅くなればなるほどエンジンの不調を訴える事が多くなりますが、早めに交換する事は全く問題ありません。
オイル交換の時期を早めた方がいい方は、基本的には自動車の使用頻度が高い方や特殊な環境で使用する頻度が高い方が早めのオイル交換を行う事になります。
オイル交換を早めに行った方がいい使用環境
- 高温や低温又は湿度の高い環境下で使用する事が多い場合
- 悪路(砂利道や砂ほこりが多い道)を走ることが多い場合
- 坂道(山や峠など)を走る頻度が高い場合
- 高速走行が多い走り方をする場合
- スーパーやコンビニに行く距離を頻繁に行う場合
これらの使用環境では、エンジン回して載るケースが多いのとエンジンが冷えている状態で乗ることですから、かなりエンジンに負担がかかります。その分、オイルの劣化は早く進みます。
めったに乗らなくてもオイル交換は必要なの?
自動車にあまりのらない方が陥りやすいのは、「自動車を使用する頻度が少ないからオイルも問題がない」という思い込みです。
確認しておかなければならないのは、オイルは消耗品という事です。簡単に言うと賞味期限があると言った方がいいかもしれませんね。
オイルにも鉱物油・部分合成油・化学合成油の3タイプがあります。特に鉱物油や部分合成油を使用している場合には、劣化は意外と早く訪れてきます。
オイルが劣化すると本来の性能を発揮する事が出来なくなっている状態になってしまい、エンジンを痛める事になってしまいます。
週末しか乗らない方でも、最低でも6カ月には1度オイル交換をしておく方が良いでしょうね。